このところ、思春期を迎えた犬との関係を
罰を与えるしつけで悪化させてしまった相談が来ています。
体罰で言うことを聞かせるとレーニングと正の強化を中心としたトレーニングは、その犬に合う合わないではないんです。
その選択は、犬とどう暮らしたいか、自分はどう生きていきたいかへの答えでもあって、
最大多数の最大幸福に挑戦すること、動物福祉の実現のために努力し続けることだと思うのです。— 鈴木奈緒子(ペットサービスもごせ) (@mogose572) July 5, 2021
もっと簡単に言えば、
「叱らないしつけ」は
犬も人も幸せに暮らすにはどうしたらいいかというとてもシンプルな問いへの答えなんだと思います。
どちらかが我慢する上に成り立つ暮らしではなく、互いの幸せのための選択なんです。— 鈴木奈緒子(ペットサービスもごせ) (@mogose572) July 5, 2021
私はこなつを幸せにしたくて迎えました。
野良でさまよって、保健所でも心細い思いをして、
我が家に来たからにはもう大丈夫。幸せになろうねって迎えた命。
彼女の幸せが私の幸せで。
でも、私が我慢すればいいということではなく、暮らしはお互いの譲り合いで。そこも含めて叱らないしつけなんです。— 鈴木奈緒子(ペットサービスもごせ) (@mogose572) July 5, 2021
ただ、「褒めるしつけ」「褒めましょう!」「闘わないようにしましょう」という言葉だけでは
どうしていいかわからないと思います。
ぜひ基礎理論を学んで、褒めるしつけとはどうすることなのか、
なぜ叱らないなのか、どうしたら闘わずに済むのかを次回座学で知っていただければと思います。
次回座学7月18日(日)叱らないしつけについてです。残席2。
https://mogose.jp/archives/event/12448/
有料ブログにもいろいろ書いてますのでよかったらそちらもどうぞ。
メールやメッセージでお申込みください。
https://mogose.jp/archives/oshirase/11966/
動物にとってより良いものを探す旅はいつまでも終わらず、
その旅を一緒に歩いてくれる子たちに感謝するばかりです。
そして、その探求の道の途中も楽しい、そんな旅です。
熱海の水害被害に心よりお見舞い申し上げます。
福島もそうですが、全国各地、被災地でないところがないくらいになってきてしまいましたね。
備えても備えてもなお足りないのが災害への準備です。
いざという時のためにも叱らないしつけなんですよね。
これはもう3年も前のことですが、
あるお宅にトレーニングでお邪魔した時のお写真。
この日は雷がひどくて、本当は別の相談で訪れていたのですが、
ワンちゃんはそれどころではなく。
不安でハカハカだったのでどうしたら落ち着いて過ごせるかなとあれこれやっていたら
私の足の下が落ち着いたという(^^;)
大きい私の身体が役に立ったのか?!(笑)
このワンちゃん、会った回数も数回で、フレンドリーな誰でも大好きなタイプではない子。
それなのに、いざという時に頼ろうと選んでもらえるって光栄だなと。
飼い主さんも驚いたみたいで、時々その話を座学なんかでお話してくれます。
皆さんだったらどういう相手に自分が怖い思いをしたときに頼りたいですか?
私は、彼らにとってこうやって拠り所にしてもらえる人でいたいです。
それは、痛みを与える人ではないですよね。
それは、命の危険を感じて自己防衛しなければならない相手ではないですよね。
動物が我慢する暮らしではない
本当の意味で一緒に暮らすことができたらと願って仕事をしています。
まだまだですけどね、頑張ります。
私の先生、こなつもとうとう10歳になりました。
散歩の距離は短くなりましたが、まだまだ遊びますよ^^
柴犬風こなつの飼い主で ペットサービスもごせのペットシッター・アニマルトレーナーです。 犬、猫、うさぎ、鳥などの在宅でのお世話をしています。 チャーリードッグスクール認定ドッグコミュニケーションインストラクター。 趣味バレエ。
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