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非日常は日常の延長(年末のご挨拶)

すっかりご無沙汰しております。もごせの鈴木です。
少し早いですが2022年の総括と2023年のお話を。

 

先日、犬猫と暮らす人の避難訓練を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬も猫も、まず飼い主さんが自分の安全を確認し、自分の避難をすること。
犬猫が大事なみなさんだからこそ、自分を大事にしなくてはならないことをお話しました。

もちろん、動物たちは大事です。
でも、私たちが心も体も元気で落ち着いている状態が、動物にとっては安心できます。
非日常であっても、日常のような「いつもの飼い主さん」でいられる準備をぜひしてほしいです。

また、避難準備グッズは事前に使ってみましょう。
実際に動物がそれを嫌がらずに使うのか、使うのに問題はないか、
今回帰宅後にやってもらったご家族からも改善点が分かったと報告がありました
避難グッズはそろえるだけでは使えないことがありますので、ぜひ自宅で使ってみてください。

ちなみに今回の避難訓練の資料は環境省のこちらを参考にしました。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a.html

公の出す資料は無難なものが多いので、一度は読むいいです。
ただ、こちらのキャリートレーニングのところ、
「食べ物で中に誘導する」はお勧めしないので下記にやり方を少し載せておきますね。

インスタのこちらの投稿と、もっと手前でキャリーにそもそも近づかないときは
こちらの投稿のように、キャリーでいい事がある積み重ねをしてください。

キャリーをいいものにする=古典的条件づけ
キャリーに入るといいことがある=オペラント条件づけ

どちらも大事です。
最初の下ごしらえとして
キャリーの下部分で食べ物を食べたり、
キャリーの近くに食べ物があるとか
キャリーのそばで遊ぶとか。
そういったことをまず行ったうえでキャリーに入るといいことがある
オペラント条件づけのトレーニングを行ってください。

 

今回も、猫では「連れてくるのが大変問題」が話題になりましたが、
今年はキャリートレーニング強化年間で犬も猫もウサギも練習してもらいました。
練習次第で、キャリーの扉を見るだけで逃げてた子たちも入るようになります。

日常的に動物がキャリーに入る練習する。
それだけで、通院の際の動物の負担はぐっと減ります。
同じように、避難の際、引っ越しの際にも負担を減らすことができます。

もちろん、無理やりキャリーに入れなければならない時もあるでしょう。
でも、その機会を極力減らし、無理を無くしていく。
それだけで動物からの協力を得られやすい関係が作られます。

動物たちは賢いです。

彼らは自分の命が危ないと感じれば、逃げるし、闘います。
それが、噛む・ひっかくなどの攻撃だったり、
体を震わせておしっこウンチを漏らして息を荒くして怖がることもあります。
動物が嬉しい事、楽しいことのが多い暮らしは
彼らの心と体の健康に直結しているのです。

 

だからこそ叱らない。
日々の暮らしで彼らに無理強いをしない。
怖い思いをして、痛みで彼らをコントロールしない。
彼らが協力しやすい状況を作り、協力したいと思える関係を作る。
その土台があってこそのキャリートレーニングで、避難訓練であることを
改めて考えてもらいたいです。

 

避難訓練は今後も続けます。
非日常のためにも、日常の暮らしを大事にしていただけたらと思います。

 

また、2022年も本当にたくさんのお客様にご利用いただきありがとうございました。
早くに予約を打ち切ることが多く、心苦しい限りですが、
さらに2023年も学びの時間を取るべくペースダウンして営業していく予定です。
引き続き、早期の予約をどうぞよろしくお願いします。

まだまだ動物たちのためにできる事がたくさんある気がしていて、
もっともっと彼らのことを考える時間が欲しい。
いろんな形で情報やサービスを届けられるように
InstagramやTwitterでしつけの情報の発信も行っています。
https://www.instagram.com/mogose_suzuki/

 

また有料ブログも2日に1回更新中で月1,000円で絶賛募集中ですので
ぜひこちらもご活用お願いします。

https://mogose.jp/archives/oshirase/11966/

それでは、皆様メリークリスマス!&よいお年を。

 

 

 

 

 

 

 

来年もよろしくお願いします。

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