こちらの本の著者、麻布大学の菊水教授のセミナーがいわき市で行われ、行ってきました^^
本も、セミナーも、
犬とは、まずどういう動物なのか、ということを動物行動学(生物学)から見て
その進化を実験や科学的根拠・考察によりひも解く、という内容なのですが、
犬ってどんな生き物なのか
なんで人に併せて、人との暮らしに溶け込めるのか、ということを紐解いていくと
ヒトがヒトになれたのは、イヌのおかげだな~とすこぶる納得します。
そして、その人類の友である犬と過ごすと、
オキシトシンという幸せホルモンが上昇するという実験の結果も出していて。
さらに、それは嬉しい循環によって互いがより「幸せな気持ちで過ごせる」可能性がある、と。
犬が飼い主さんに目線を送ったり何か求めるとオキシトシンが上昇↑
↓
それによって飼い主さんもオキシトシンが上昇↑して犬の求めに応じて目線を送ったり要求を叶えたり反応を返したり
↓
すると、また犬のオキシトシンが上昇↑し、さらに飼い主さんに目線を送ったりお世話を求めたりする~
というお互いがどんどん幸せな気持ちになって行く循環がそこにあるのです。
ママ~
そうそう、こういう目線が合う時、お互いに幸せな気持ちがグッと上がる⤴
上下関係ではなく(そもそもオオカミの群れに上下関係があるという研究結果についても
否定的な見解がたくさん出ているのはもう多くの方が知っていることだと思うのですが…)親子のような関係。
(これもオオカミの自然状態の群れの観察からも得られているのですけどね)
子どもが、親にお世話を求めて、親が子どもをお世話するときに出るオキシトシン。(授乳ホルモンでもあるそうです)
それが、イヌとヒトの間にも同じ嬉しい循環でもって存在する、という科学的なお話。
※詳しくは、
Yahoo!ニュース犬と飼い主には「親子の様な絆」最新研究で科学的に証明
ドッグアクチュアリーのこちらのページや前述の著書を読んでいただけるといいかなと。
ごろすり~ん
すごく思ったのは、「うそっぱちの思いじゃオキシトシンは上昇しないよね」ってこと。
うわべだけでわざとほめてもダメですよね。伝わらない。
暴力や「いうことを聞かせるだけ」では、オキシトシンを介した「幸せな循環」なんて起きない。
だから、本気で愛して、本音で安心安全を伝えたい。
ぐったり~ん
んだ。
だからこそ、それを伝える人が整っていることはとても大事だとも思うのです。
また、今回のセミナーでは遺伝的に原始の犬に近い柴犬の行動と西洋の犬の違いの実験も進めており、
東洋と西洋のコミュニケーション方法、特にスキンシップの量などの違いがイヌにも反映されるような結果も出てるそう。
イヌはこんなにもヒトに影響され併せてくれているんだと改めて。
夏毛になってきて黒っぽい(笑)
ヒトはイヌによってヒトにしてもらったのなら、
イヌをヒトによって、よりイヌらしく暮らせるような提案をしていきたい。
改めてそう思うのでした。
すっごく大きいタマゴサンドとカツサンド!どちらも激うまですが、タマゴサンドのタマゴ感はすごかった~(≧▽≦)
でも、2人前買ったら2人ではかな~りお腹苦しかったです(笑)
~~~福島犬猫ゆいまーるの様子~~~
又くんが旅立ち、後に続くようにもーちゃんが悪性腫瘍で亡くなりました。
最後まで食事をとって頑張りました。
寂しいですね。
でも、他の子たちが最後まで一緒に過ごせる飼い主さんに出会えて幸せになるのを見守っていてほしいです。
ガム噛むデール君
みんな元気で、今トライアルのお問い合わせ何件かいただいてます。
最後の時まで大事に愛してくれる方と幸せに暮らせますように。
柴犬風こなつの飼い主で ペットサービスもごせのペットシッター・アニマルトレーナーです。 犬、猫、うさぎ、鳥などの在宅でのお世話をしています。 チャーリードッグスクール認定ドッグコミュニケーションインストラクター。 趣味バレエ。
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