こなつは、たくさんにおいを嗅いで歩くのが大好き^^
最近雨が多くて川が上がった後とか、変わった匂いがたくさんするみたいで毎日夢中で嗅いでます。
そして、ベストスポットを見つけると
ほとんど、干からびた魚だったりとかするのですがね( ̄▽ ̄)
ワンコさんって、なにか怖いことがあるとにおいを嗅ぐどころではなくなります。
こなつも我が家に来た最初のころは、例えば部活動の子たちが声を出して運動してる声が聞こえたら
ずばびゅ~~~~~ん、ってダッシュでしっぽ下げて逃げるように帰りたがって。
酷いときは、パンディング(息遣いがハアハア)してきて、ブルブル震えたりして。
ほとんどそんなことはなくなりましたが、雷が鳴ったらどうかな~??
ま、何らかの怖い思いをして恐怖を感じやすくなった子は、そういう傾向にある気がしてます。
それって、福島犬猫ゆいまーるの3年クレートから出られなかったチロ君とか
敷地内から出られなかった、たっく君とか
人に対して、彼らの中にトラウマができていて、とにかく怖い。
そんな子が保健所譲渡の子にはもしかしたら多いのかな、とゆいまーるの手伝いをしていて思います。
最初は外界の刺激に過敏に反応して興奮しすぎて飛び跳ねたりダッシュしたり。
これも恐怖からくる反応で、きょろきょろ眼球がせわしなく動いて辺りをいつも確認してた。
それくらい、彼らは本当に生きるか死ぬかっていう怖い思いをして、
今も、人に対してそれくらい不信感がある。
そんな彼らにできることは、こなつに私ができたことと変わらないなと
最近こなつが我が家に来た時のことをすごく思い出します。
っておやつを食べてもらえる関係づくりから。
それだって、近づくことができなければおやつを差し出すこともできないし、
おやつを差し出したって、怪しい人のおやつなんて食べてくれないです。
精一杯、まばたき、顔を背ける、うつむいて地面のにおいを嗅ぐのシグナルを使って
「私はあなたを攻撃する気はないですよ~、仲良くしたいですよ~」を伝え続け、
他のわんこと仲良くしているのを見てもらって、「どうやらあの人は悪い人ではないらしい」と思ってもらうと
すこ~しずつ近づいてくれて、においを嗅いでくれて、心許してくれます。
で、そんなことを繰り返すうちに
と自分から寄ってきてくれて、しっぽを振ってくれる、までになれば最高^^
そして、そんな関係ができるとお散歩もこんな風に匂い嗅ぎしながら、
犬としての欲求をどんどん出してその子らしく振舞えるようになってきて。
たっくお散歩0826
怖がりの子がこうやって落ち着いて散歩ができる一番の要素は、リードを引かないこと。
彼らが一番恐れているのは、リードが張って拘束されること。
もちろん、行ってはいけないところに行こうとしたときは止めますが、できるだけすぐ緩めて
彼らが自発的に戻ってこられるように誘導してあげるのが一番恐怖を抱かずに誘導できると思うのです。
人を信用できなくなった子が、人を信用するって本当に大変なことだと思うのです。
それでも、もう一度信じてみようと思ってもらう人になるには、どんな些細なことでも力で制するのは絶対にやってはいけない。
そんなことを、こなつとの暮らしで、そして、ゆいまーるの子たちから改めて学んでいます。
どんなわんこさんも、犬らしい欲求が安心して出せる暮らしが叶うといいな。
水を替えると嬉しそうに気泡を出して浮き上がります^^手をかけるとそれだけ返してくれる。命ってホント愛おしい。
この間、一緒に散歩できたらとても喜んでいました^^
人数が多いとデールとマリアが一緒に散歩できます!お散歩ボランティアさん絶賛募集中です!