またまたご無沙汰です(^^;

2023年もあと1ヶ月となりました。
12月はほぼお仕事もう受けられません。
お仕事の受付は2024年1月以降分からお願いします。
詳しくはお知らせをご覧ください。

で、今日はこの話を。

11月にZOOMO(盛岡市動物公園)に研修で伺いました。

お楽しみでみんなで羊毛での動物の尻尾づくりもしてきましたよ～
どれもいい出来です✨

訪れるのは4回目。最初は2018年。
2021年から1年半のリニューアルを経て今春オープン。
毎回行くたびに変化、工夫が増え、動物たちの様子が変わっていくのが面白い。
私の大好きなワクワクする動物園です。

予約をしておけば有料でガイドをお願いできます。
今回は以前セミナーでお世話になった荒井さんにガイドしていただきました。

動物の飼育スペースが広くなったり、
見る側も見やすくなったり、近くなったり。
でも動物は隠れられるスペースもできていたり。
動物と人との距離に選択肢ができていました。

動物との距離は相手にも選択肢がある。
これは動物福祉の視点でとても大事です。

カンガルーの展示スペースには人が入ることができます。
そ～っと近づいて相手が嫌がらなければ一緒に自撮りできますが、
彼らが離れて行ってしまえばそれでおしまい。
カンガルーくらいのサイズ感も良いなと思っていて。
小動物だと恐れを抱かないでしょう?それは良くないと思っていて。
動物は私たちが思いのままにしようとするものではない。
そういうことを体験的に学べる場所だなと感じました。

ぜひ皆さんにも遊びに行って色々感じてもらいたいですが、
動物園の役割が感じられる施設・運営がなされています。

【動物園と水族館の4つの活動】(日本動物園水族館協会HPより)
①種の保存
②教育・環境教育
③調査・研究
④レクリエーション

動物園とは動物を楽しむ施設ですが、
それ以上に、楽しみながら動物について知り、学び、
動物との共存や保全活動について考える場所です。
大きく言えば地球環境、小さく言えば地域の里山の動物との共存。
ZOOMOは福島に住む私たちと同じように
東北の里山の暮らしについて考える場所でもあります。

野生動物は、クマやサル、イノシシのように獣害にもなりえます。
でも、彼らがいなければ成り立たない生態系がある。
ともにどう暮らすかを考えることも含めて
動物園という場所を楽しめたらよいなと思います。

というわけで、来年、荒井さんに福島に来てもらって
動物福祉のセミナーとクマとの共存を考えるシミュレーションゲームをやります。
日程は決まり次第お知らせします。
動物園と家庭動物。
全く違うようで、動物福祉を基礎として考えるところは一緒ですし、
なにより動物のことを考えるのって楽しいじゃないですか。
私はただ楽しんでいますので(^^;
ぜひ、一緒に楽しんでいただけたらと思います。

もちろんZOOMOもまた行きますよ!
次回は鷲が大きな大きなフライングケージを飛ぶ夏に行きます。
ぜひご一緒くださいませ。

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