この季節になると、ミルクを迎えた時を思い出して少し寂しくなります。
震災直後に家族と別れてしまったミルク
心臓が弱くて、気づいたら腎臓も悪くて、がんがあって1年しか一緒に居られなかったけれど
たくさんの事を教えてくれた。
私が大人になってから、もう一度犬猫やペットの事に一生懸命になるきっかけをくれた子です。
つい先日、
命はつながるんだと、1頭目の経験が次の子に引き継がれていく、と書かれてあって
まさにそうだなぁと、しみじみ読みました。
ミルクとこなつは違う犬だけれど、ミルクの経験があるからこそ「違う」と分かる。
もちろん、同じだと思うことも沢山あって。
そして、ご近所さんにもワン友さんにも、ミルクちゃんの次の子として温かくこなつを受入れてもらって
こなつとの手探りの日々は、まさにミルクのおかげで、つながったものだったなと思うのです。
パパの抱っこ好き~♪
今でこそ、甘えん坊のこなつですが、
私たちとの暮らしの最初は私たちに近寄ることもなかなかできなかった子で。
極度の怖がりで、私たちに「甘える」なんてかなりハードルが高かったわけですが
こちらの本には
”勧めるのは、臆病な子を勇敢に育ててごらん。とても面白い経験だよ”
というようなことが書かれてあり、
もちろん、私にはムツゴロウさんのようにそんな技術も経験もないけれど、
「私はたくさんの犬を飼ったムツゴロウさんが”面白い!”と思える経験をさせてもらっているんだな」って
すごくすごく嬉しくなったのでした。
落ちますよ~(笑)
こちらの本には、亡くなる時の事も書いてあり、
命の最後のきらめき、命から最後に教わる大事な「死」を見届けて受け止める大切さを改めて思いました。
亡くなった子の教えてくれたこと、つながる命、
今ある命の輝きをどうやって慈しむか、どうやって一緒に楽しむか、
いろんな苦労も面白いねって楽しんで、
「もごせぇね」(福島弁でかわいそうなくらいかわいいの意味)って最期の時に伝えられるように。
ムツゴロウさんの本で改めて思うのでした。
やっぱり本はいいですネ~(≧▽≦)
読みやすい本ですので是非是非読んでみてくださいませ。
~~~福島犬猫ゆいまーるの様子~~~
期待のまなざしのテール^^
換毛期で抜け毛が多くブラッシング中のたっく(笑)
みんな元気です^^
尻尾を振って、期待のまなざしで待っててくれる彼らは、
人を信じて、人のそばにいたい、そう言っていて。早く飼い主さんに出会わせてあげたいです。
一緒に居れる期間が長くなくても、ミルクのように少しでも人のぬくもりを感じて空に返したいです。
どうぞよろしくお願いします。
柴犬風こなつの飼い主で ペットサービスもごせのペットシッター・アニマルトレーナーです。 犬、猫、うさぎ、鳥などの在宅でのお世話をしています。 チャーリードッグスクール認定ドッグコミュニケーションインストラクター。 趣味バレエ。
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