春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く
夜来風雨の声、花落ちること散りぬ多少ぞ
学生の頃覚えませんでした?
春になると、人も犬もゆっくり眠れて(笑)
こんなにぴったりくる表現はないな~としみじみ思います。
梅がようやく咲きまして
東京あたりでは桜が咲いたとか。早いですね~。
桜が咲くとあちこちの公園が人であふれかえるので、
その前に急きょ散歩会をすることにしました。
つくしが急いでにょきにょき
温かくなると犬との散歩は春を見つける楽しい時間。
でも、犬や人に吠えるとか突進するとか、怖がって行きたくなくなっちゃうとか
楽しいはずの散歩を楽しめない犬と飼い主さんは少なくありません。
「うちの子散歩嫌いだから」とか。
うちの子も苦手でしたよ~
こなつは、人の声とか、大きな工事などの物音とか、花火とか、
外には怖いものが多くて逃げて帰る子でした。
で、「街中とか歩けば慣れるよ!」と先輩飼い主さんから言われて、
そういうもんかと思ってやってみましたが、パニックになっただけでした。
天日干し(笑)
何かに慣れよう、それが怖いものや嫌なものだったときは、少しずつ、
犬も飼い主さんも、怖くない=ドキドキしたり過度に緊張したりしないところからがおススメです。
こなつと私もそうやって、すこ~しずつ「平気だった」経験を積み重ねて今があります。
散歩会では、犬同士、お尻を嗅ぎあうような挨拶をする距離まで近づきません。
遠くからでも犬の嗅覚であれば、犬を識別できますし、
相手の犬を識別しようと匂いかぎができるくらい
犬も飼い主さんも落ち着ける距離を取ります。
(飼い主さんはリードを緩められるように、ですね。)
カメの甲羅干し(笑)
距離が取れると、吠える子も次第に落ち着きます。
怖がりの子も、遠くの仲間たちの落ち着いた様子に落ち着いてあたりを見回す余裕が出てきます。
もちろん、抱っこでやり過ごしても構いません。
普段の散歩で慌ててしまう対応の色々を、落ち着いて練習する場でもあります。
いきなり大きなハードルをえいやっと乗り越えさせようとするよりも
小さめの、超えられそうなハードルを、飼い主さんと犬とが一緒に階段を上るように超えていく。
その方がずっと近道だし、飼い主さんにも犬にも成功体験という自信=喜びが残っています。
人にも犬にも優しい散歩、一緒に歩きませんか。
→ペットたちのお世話をしていて、これを知っているとペットの暮らしが楽になったり
こんな風に考えられると楽しめるなぁというのを次の犬の学校でお伝えしたいなと思っています。
犬の学校、次回は4月19日木10時~の予定です。こちらもどうぞよろしくお願いします。
柴犬風こなつの飼い主で ペットサービスもごせのペットシッター・アニマルトレーナーです。 犬、猫、うさぎ、鳥などの在宅でのお世話をしています。 チャーリードッグスクール認定ドッグコミュニケーションインストラクター。 趣味バレエ。
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