服薬あれこれをメモしておこうと思います~
服薬、苦労されてない方ももちろんいますが、
食べ物に隠しても、選んで薬だけ食べないとか、
口に入れてもきれいに吐き出すとか、
そもそも、飲ませようとしても逃げて飲ませてくれないとか…
よく聞く話です!ご安心(?)を!
ちょっとしたコツでずいぶん楽になったりしますので、よかったら参考まで^^
①食べ物に隠す
【食材】
まずは、何とか食べてもらおう!ということで、便利なものいろいろあります。
投薬用ちゅーる(犬・猫) 粘度が通常のものよりも高いそうです。
犬用ピルポケット
犬猫用フレーバードゥ
と、いろいろお薬を包んで飲めるおやつなどもあります。
ドギーのチーズが私は柔らかくて隠しやすいです。(どこにでも売ってるのもありがたい)
通常食べてるごちそうを1センチ角くらいにして切り込みを入れて隠すとかもありですね。
猫だと、刺身やハム、犬だと、肉の切り身とか。
【食べさせ方】
ポイントは2つ
〇わざとらしいタイミングで出てこない
食事やおやつが出てくるタイミングではないときにいきなり出すと、口が乾いていたり、食べようと思っていないタイミングだったりで、食べてもらえないことが多いです。
食事を食べている最中や、「くれくれ~!」と思っている時がおすすめ。
ごはん皿に入れてわからないうちに食べられるのはいいですよね^^
〇口に入って苦みを感じる前に次の美味しいものを差し出す
「食べるかな~?どうかな~?」と思っていると、苦みを感じて吐き出すので、苦みを感じる前に次の食べ物(おいしいもの)を出して、次々と食べたくなるようにできると、すぐ飲んでくれる子は多いです。
細かく言うと、美味しいもの→美味しいもの→薬入り→すぐ美味しいもの→美味しいもの、という感じで、美味しいものをパクパク食べてたら飲んでた、だと上手くいきやすいです。
【薬を変える】
注射で済ませられるものは注射を使うことも大事です。
また、先日獣医さんに聞いたのですが、犬猫用はフレーバー付きの薬が増えているそうです。
なので、フレーバー付き(お肉のいい匂いがする)や糖衣錠(甘いコーティング)のものがあればそれに変えてもらうと食べやすくなることがあります。(アレルギーのある子は要注意)
【薬によって食べられるものと食べられないものがある】
即効性のある薬、胃腸薬や吐き気止め、鎮痛剤など、ペットがその薬を飲むと体調がよくなると感じられる場合、
食べるようになるものもあります。
が、薬と体調を関連付けられるとは限らないので、そうなったらラッキーくらいで(^^;)
ちなみに、こなつはこのパターンで、今はフレーバー付きのものやコーティングありであれば食べられるそうです。
【備考】
苦い味が一度嫌になっていると、砕いて混ぜても全く手を付けてくれないことが多いです。
なので、固形のものは固形で、できるだけかじらないで飲み込める工夫(次々美味しいものが出てくる、飲んじゃうくらいおいしいもの)の方が私はやりやすい気がしています。
②口に入れる
食べてもらえない場合は飼い主が入れる方法になります。
口の端に指を入れると口が開くので、喉まで入れて味を感じないように入れるのがポイントです。
しか~し、いきなりこれをやると薬が大嫌いになるので、段階を経た準備が必要です。
手からおやつ食べられるとか、口周り触れるとか、
触れるなら、口の端っこからおやつ食べる練習をたくさんして。
こなつは、ほとんど気にせず口の中に薬を入れられるのですが、
どうしてものどのほうに薬を入れるときに無理は生じるので、
奥の手としておやつでずっと練習しておこうということで、今はおやつでしか練習していません。
先住ミルクの時は、慢性疾患(心臓病)の服薬だったので、本犬的にも目立つ効果がないため
何に混ぜてもきれ~いに出すテクニシャンでした( ;∀;)
だから、服薬に苦戦する方たちの必死な気持ちは少しはわかるつもりです。
こなつは、一度嫌になると、準備段階で逃亡を図り、クレートから意地でも出てこなくなり、
嫌なことをすると、当然ですが唸ったり、まずるにしわが寄ったりします( ;∀;)
当たり前ですよね。
なので、少しでも嫌なことにならないように、おやつを使ってたくさん練習してきました。
そう書くと順調そうなので(^^;)、一応断っておくと、
「おやつクレクレ~」って能天気に思えるような練習から、してきたわけです。
ブログだと「名前を呼んでおやつ」の辺りにまとめて書いてあるかと
ぐっすり
なので、まずは、①で食べ物に紛れて食べれるといいですね^^
疾患が落ち着いていて、食べ物がおいしく食べることができているときに、
②の練習を口周りに手が近づくところから並行して練習できるといいなと思っています。
困った時は、いろんなお客さんのアイデアが集まってきますので
ぜひ専門家に聞いていただけるといいかなと思います。
そして何より、飼い主さんの手から出るものは美味しいものだ、いいもののはずだ、と思ってもらえる関わりが一番大事で、お世話の成功の鍵でもあります。
次回の犬の学校では、こういう服薬や記録も含めて体調管理のお話をもう少し詳しく丁寧にします。
ご都合つけばぜひご参加下さい。
※犬の学校2018 その4 病気や介護への対応~安心して暮らすために~
7月19日(木)10時~12時15分 場所:ウィズ・もとまち 参加費2,000円
ようやく、買っておいた生地でマナーポーチ作りました(^^♪
仕事で使うものを自分で作れるとちょっとうれしい☆彡
柴犬風こなつの飼い主で ペットサービスもごせのペットシッター・アニマルトレーナーです。 犬、猫、うさぎ、鳥などの在宅でのお世話をしています。 チャーリードッグスクール認定ドッグコミュニケーションインストラクター。 趣味バレエ。
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