6月6日、猫座学でした。
クリッカートレーニングの練習会。
人同士で食べ物の渡し方、クリッカーの鳴らし方、
クリッカーを鳴らすタイミングを練習しました。
皆さん初めてだったので難しかったと思いますが、
何事も挑戦、そして間違って修正するを繰り返し上手くなります。
練習はものすごく大事。
そして、その練習には動物を使わないのが大事です。
また練習しましょうね。
最近、キャリーのトレーニングが上手く行きましたと連絡が多い。
全部食べ物のタイミング、先にキャリーに食べ物を投げ入れ、食べて出てくるのを繰り返して失敗していたのを、キャリーに入ったら食べ物が出てくるように変えただけ。
気に入ってはいる子が増えてていい感じ。
違いは少しだけれど大事。— 鈴木奈緒子(ペットサービスもごせ) (@mogose572) June 15, 2021
キャリーに入ってくれない、前足しか入らないとおっしゃっていた飼い主さん。
キャリーに食べ物を投げ入れて、食べて出てくるのを繰り返していたようです。
でも、キャリーに入ってから食べ物が出てくるように変えたら
あっという間にキャリーに入っていられるように。
してほしい行動の前ではなく、後に食べ物が出てくるようにするだけの少しの違いですが、
これを変えるだけでしてほしい行動を繰り返してもらえるようになります。
犬も同じです。
練習を重ねて今はキャリーでくつろいで過ごせるようになったそうです。
何より何より。
これはキャリーだけではなく、
いる場所が心地いい場所になる練習(古典的条件づけ)として、
または、してほしい行動を強化する(オペラント条件づけ)としても
他の場面でも応用できますよね。
飼い主さんがうちの子のトレーナーになる。
簡単なことではないかもしれませんが、
家族として、そして仲良く暮らしたいと迎えた命ですから
みなさんには最高のうちの子トレーナーになってもらいたいと思っています。
だから学んでほしくて座学。
座学に出られない人には有料ブログ。
もちろん犬だとお散歩トレーニングもあります。
噛む子の相談が最近増えてて。
甘噛みに大騒ぎしない、物を守らせない、闘わない。
犬が自分を守るためにあれこれしなくていいしつけ。
それを今度の犬座学(6月20日、残席3名)でお話します。
https://mogose.jp/archives/event/12401/
会場に来られない方でも録画(YouTube限定公開)を見ていただけるように準備していますので
ご希望の方は連絡をください。
ちなみに猫座学次回は8月22日(日)「苦手なものが苦手ではなくなる話」です。
前回の猫ゲスト、ジュちゃん。
座学では猫ゲストを招き、その子が違う場所に行き、いろんな人に会う練習も兼ねています。
ではでは
熱中症、皮膚疾患、食欲不振等体調不良の話がぽつぽつ聞こえています。
早めのエアコン、早めの暑さ対策。
厳しい気候の時ほど、体を休めながらお過ごしくださいね。
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